Home 賢い火災保険見積り 火災保険の割引とは?

火災保険の割引とは?

損害保険会社各社は一定の条件を満たした契約者に対して保険料を割り引く制度を設けています。制度は損害保険会社によって異なりますが、保険を契約するのであれば割安な保険料で契約したほうがメリットは大きいと言えるでしょう。マイホームを購入する場合、戸建て、マンションに関わらず長期契約で保険に加入するケースが少なくありません。ローンを組む場合には、返済期間中に保険を契約できることが前提条件のひとつである場合がほとんどです。

長期契約の場合、一括で保険料を支払うことで長期割引が適用されます。契約期間が長ければ長いほど保険料を節約できるようになっています。2016年7月現在で保険契約は最長10年までのものが一般的です。10年契約で保険料を一括で支払った場合、18%も割安になります。長期契約になると、保険料がかなりの金額になるため、数万円も節約できる計算になります。

他の制度として良く知られているのが新築割引制度です。保険会社によってこの制度は若干異なりますが、新築から11カ月後の月末まで適用されるケースが中心です。東京海上日動が販売するトータルアシスト住まい保険は築年数が10年未満の物件に対して築浅割引を設けています。その他にも富士火災の優良料率などの制度が知られています。これなら中古物件を購入した場合でも築年数が10年以内であれば割安な保険料で契約できます。それぞれの制度ともに保険料が割り引かれる期間は1年未満ですが、他の制度が適用されることでより割安な価格で保険を契約できるようになっています。

オール電化住宅の購入を検討している人もいるかもしれません。オール電化住宅は従来型の住宅と比較すると、火災が発生する可能性が少ないため、保険料を割り引く制度が適用されます。オール電化住宅であれば保険料が2割近くも割り引かれるため、保険料が節約できます。割安な深夜電力を使用するため、光熱費のトータルコストを引き下げる効果もあります。他にも太陽光発電割引があります。太陽光発電やエネファームなどの家庭発電システムを設置している住宅であれば自動的に適用されます。リフォームで後からこれらの発電設備を設置した場合にも適用されるため、リフォームを考える時に導入を検討することもできるでしょう。

タバコの不始末が原因で火災が発生することもあります。もしタバコを吸わない方であれば、ノンスモーカー割引が適用されます。損害保険会社によって導入しているところとそうでないところがありますが、もしタバコを吸わないのであれば、この制度がある火災保険を選ぶと良いでしょう。他の保険料を割り引く制度と重複して適用されます。適用期間は1年ですが、最初の1年間は他の制度と合わせて適用されるため、保険料を大幅に節約できるというメリットがあります。セコムや綜合警備保障などのホームセキュリティを導入する家庭が増えています。空き巣の被害を未然に防いでくれたり、火災や水漏れなどの発生を検知して大きな事故になるのを防いでくれたりします。ホームセキュリティを導入している家庭に対してはホームセキュリティ割引が適用される場合があります。すべての火災保険がこのサービスを提供しているわけではありませんので、もしホームセキュリティサービスの導入を検討しているのであれば、制度が適用される保険商品を選択すると良いでしょう。

保険料が割安になれば、浮いたお金を生活費に回せます。年払いであれば、毎月保険料を支払う必要がないものの、初回の出費が大きくなるため、少しでも保険料を節約したいと思うことでしょう。火災保険を比較する際には、割安になるどんな制度やサービスがあるかを確認してから結論を出すことをおすすめいたします。


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