Home 賢い火災保険見積り 一括見積のメリットデメリット

一括見積のメリットデメリット

火災保険の保険料を少しでも節約したいと思っている人は少なくありません。保険は万一の時に役立ちますが、何年も保険を掛けていると、保険料は通算でかなりの金額になるものです。仮に毎月の保険料を1000円減らせるとしたら、年間で12,000円、10年で12万円もの差が生じます。保険の見直しをしたいと思っても、見積もりをしてもらった後の勧誘の電話や訪問が面倒だと感じ、見直しをためらう人もいます。もっと良い方法で保険を見直せないものか、と思うものですが、そのような人に向いているのが火災保険の一括見積です。一括見積とは複数の損害保険会社に見積もりを依頼して、保険料を比較することができるサービスのことです。このサービスにもメリットとデメリットがあります。両方を知っておくなら、サービスをもっと便利に利用できるはずです。

保険の見積もりを一括で行うことのメリットは、時間が節約できることです。もし5社の見積もりを自分で取ろうと思う場合には、それぞれの会社の代理店を回る必要があります。一つの見積もりを取るだけでも1~2時間かかる場合がありますから、複数の見積もりを取る場合には1日では難しい場合もあります。仕事などで忙しい生活を送っている人にとって、時間を作るのは簡単なことではありません。見積もりを一括で行えるとすれば、時間を大幅に短縮できますし、見積もりを取るために1日を無駄にする必要もありません。見積もりはインターネットから行えますから、わざわざ保険代理店に出向く手間もかかりません。

別の点は保険料が最も安い保険商品を探し出せることです。複数社の見積もりを取ることで、同じ補償条件でもどの保険会社の保険料が安いかが分かります。火災保険は長期にわたって契約する可能性が高い保険商品です。持家であれば生涯にわたって保険を掛け続けることもあります。わずか保険料が100円違ったとしても、年数が経過すればするほど保険料の差は歴然です。保険料の安さだけでなく、同じ保険料でも補償が充実している保険商品を見つけることもできます。同じ保険料でも補償範囲が広く、補償内容が充実しているなら、補償が手厚い方がトータルで考えるとお得だと言えるでしょう。他にもキャンペーンを利用することで、お得に契約できる可能性があります。複数の保険商品を一括で見積もると、商品券や図書券などの金券がもらえることもあります。見積もりをしたからと言って契約しなければいけないということはありません。

デメリットもあります。その一つが保険に対する知識を得る必要があるという点です。一括見積サービスは、利用者が既に補償内容を把握していることが前提になっている場合が少なくありません。建物に対する補償だけでなく家財などの動産にかける保険についてもある程度知識がなければ、本当に必要な補償を考えることは難しいと言えるでしょう。もし補償を組み立てるのが苦手だったり、保険に関する知識があまりなかったりするであれば、保険代理店に依頼したほうが良いかもしれません。別の点は見積もり後の勧誘です。必要情報には連絡先も含まれます。そのため見積もりを取った後に担当する保険代理店から勧誘のメールや電話があります。勧誘されても断る自信があれば問題ありませんが、勧誘されるのが苦手だという人は最初から手を付けない方が良いかもしれません。見積もりを一括で取る場合には、目的をはっきりさせてから利用する方が良いです。保険料の節約もしくは充実した補償を求めるのであれば利用価値がありますが、目的が明確ではなかったり、保険に関する知識がそれほどあると言えなかったりするのであれば、利用は考えた方が良いかもしれません。


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