火災保険は、ただ火災が起きたときだけに対応してくれる保険ではありません。建物に何かあったときには、様々な事例にも対応してくれる柔軟さがあります。その建物のことを総合的にフォローして補償がされるものなので、必須の保険とも言えます。だけど、いくら必須だと言っても、保険料が家計の負担になることに違いはありません。
現在は、多くの会社が火災保険を提供しています。それぞれ保険料や補償内容にも違いがあるので、その中から自分に合ったものを選ぶようにしてください。何を重要視しているのかはそれこそ人それぞれですが、できれば安くしたいと考えている人もたくさんいるのではないでしょうか。保険会社によっては1.5倍近く差が出てくることもあるので、よく考えて加入するようにしましょう。
どうすれば安くなるのか
保険料を安くするためには、いくつかの方法があります。まず、何かトラブルが起きたときの保険金額を安くすることで、保険料を安く出来るのです。もちろんこれは、万が一の自体に保険金が少ないというデメリットもあるので、絶対に良い方法と言えません。しかし何かあったら心配だと過剰に保険金額を設定すると、どんどん保険料は高くなってしまうので、適切な状態になっているのかを確認してみましょう。
次に注目をしたいのは、補償対象を削る方法です。保険料が高い保険は、基本的に補償が手厚くなっています。つまり、その逆の方法を取るわけです。火災保険は、先にも書いたように補償対象がかなり多くなっています。その中には、補償対象を増やすためには特約を付ける必要もあり、それを使わなければリーズナブルな保険料で済むようになっているのです。もちろん補償対象を削る以上は、何かあったときの被害を最小限にする努力も必要ですが、それによって保険料を安く出来るならやってみる価値はあります。そもそも住んでいる場所や建物の形態によっては、保証を積極的に外していかなければ損をすることもあるくらいなのです。
保険の契約期間を長くすることも効果的です。通常、火災保険は1~36年の間で契約が出来ます。多くのサービスに言えることですが、契約期間が長くなれば、それだけお金の面で得をしやすくなっています。また、保険料を一括払いにすることによって安くすることも出来るので、保険会社にとってメリットのある契約・支払いの方法を取ることによってサービスが良くなり、保険料が安く出来るようになるわけです。
選び方も意識していこう
安い火災保険を探すなら、複数の保険会社を比較していきましょう。希望する条件で足並みをそろえて比較をするなら、一括見積もりサービスを活用する方法もあります。補償内容に変化を付けることによって、A社よりもB社の方が安くなったということも起こりえるので、様々なパターンで比較してみてください。
保険の場合は、安い=少なからずリスクを背負うことになります。しかしそのリスクについてしっかりと理解しているなら、自助努力で保険の世話になるケースを回避出来るのです。ただ安いからという理由だけで選ぶと、後悔することになるかもしれません。しかし自分で何とか出来る範囲を理解して、その上で必要なものと不必要なものを分け、保険料を安くしていくことは可能です。
自分が住む場所にかけるものなので、火災保険はとても重要です。ただ安いだけではなく、しっかりと納得が出来るものを選べるようにしましょう。10年単位で考えていくなら、数万円以上の差が出てくる契約になるので、言われるがまま勧められたものを選んで加入することは避けるようにしましょう。「あのとき、ああしていれば」ということを避けられるのかは自分次第です。
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