特約も含めて加入することによって、火災保険の柔軟性はとても高くなります。もちろん保険料はそのぶん高くなってしまいますが、実査に利用してみると様々なメリットがあります。ただ勧められるままに加入するのではなく、自分にとって何が必要で何が不要なのかを考えて火災保険を利用していきましょう。
ここで紹介をする火災保険補償事例は、自宅外で起きた事故に対する補償です。子どもが自転車で事故を起こしてしまったのですが、『損保ジャパン日本興亜』で個人賠償責任特約を利用していたことによって保険金が出たというものです。
子どもがいるから保険はしっかりとしたものを
数年前に家を建てましたが、その際に入る火災保険はよく考えて決めました。ちょうど子どもが小学生に上がる頃で、これから色々と心配ごとも増えてくる頃だったためです。損保ジャパンの火災保険へ決めたのは、色々な特約があってカスタマイズができるからです。そこで、これからのことを考えて個人賠償責任特約も含めることにしました。
後になって、この選択は間違いなかったと思えることが起きます。子どもが自転車で走っているときに、人とぶつかる事故を起こしてしまったのです。相手はおじいさんで、ちょうど曲がり角の部分でぶつかってしまったとのことでした。子どもにケガはなかったものの、ぶつかってしまったおじいさんは、転倒の際に骨折してしまいました。幸いにも後遺症が残るようなものではありませんでしたが、入院治療を必要とするものでした。曲がり角ではお互いが注意をする必要があり、この火災保険補償事例では、子どもが不注意でそのまま進んでしまったことが判明しました。
過失があるということから損害賠償金を支払うことになりますが、その金額は20万円です。もちろん支払うことはできますが、突然これだけの出費が出てしまうのは、やはり気持ちのいいものではありません。そこで火災保険を利用することにしたわけです。
セットにしておいて良かった特約
保険会社の担当者へ相談をしたところ、しっかりと保険金は出るという心強い回答をもらえました。個人賠償責任特約の場合は、最大で1億円まで対応をしてくれるもので、自己負担もなく20万円が支払われることになりました。この火災保険補償事例では、実際に相談をして申請をしてから2週間くらいで振り込まれたのです。
保険は、多くの人が保険料を支払うだけで終わるものですが、この火災保険補償事例のように突発的な事態が起きたときにとても頼りになるサービスです。今回のことで賠償についてもフォローしてもらえ、子どもがある程度まで育ったらはずそうと思っていたことを考え直すことにしました。実際に助けてもらってこそ、保険の良さは実感できるものです。少しでも保険料を安くするためにシンプルな構成にするのも一つの方法ですが、こういうケースのことも考えて契約している火災保険について見直してみてはいかがでしょうか。
火災保険MAG
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